丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

少し早い夏を謳歌するスウェーデンの人々

WRITER

新谷友海


まだまだ雨が降ると気温が下がり13度前後になるスウェーデンストックホルム近郊ですが、晴れた日は20度近くになるので湖などではボート遊びをしている人たちも見かけるようになりました。半袖、短パンの人も多くいます。各地では様々なアウトドアでのイベントも開催され、少し早い夏を満喫しています。


それもそのはず、スウェーデンでは来月ミッドサマー(夏至祭)があるので、一年で一番日が長くなるその時が夏真っ盛りの季節だからです。ミッドサマーまで、あと約3週間。人々も、太陽が出ているうちに出来るだけ外で過ごそうと、外に出ている人を多く見かけます。


暖かく日が長くなってきたこの時期恒例、一軒家で庭の草刈りをするマシンの音があちらこちらから聞こえてきます。ご夫婦で住んでいるお宅は、だいたいお父さんがマシンで草刈りをし、お母さんがガーデニングをしている所を目にします。微笑ましい、スウェーデンの夏の風景。


こちらでは鶏が放し飼いになっており、子ども達は嬉しそう。カフェで買ったコーヒーやケーキを外に運んで食べる人で賑わっていました。この季節はやはり太陽が出ていても、出ていなくても、外のテラスへ出て外気を楽しむ人が多いです。冬の間は、テラスや外で食事など出来ないですから。


こちらは良い天気なので遊びに来ていた保育園のワゴン。よく見ると、電動自転車の前に大きなワゴンがついているのわかりますか?先生がこれに乗り、園児がワゴンに乗って皆でお出かけをします。

さて、最後の写真は200年前に実際に使われていたスウェーデンの古い暖炉。暖炉と、キッチンが一緒になっています。薪をくべて、火を起こして、料理をして。そして部屋も暖かくなります。この当時の建物を見て思うのですが、天井やドア枠の上が随分低いのですが、一般のスウェーデン人の皆さんは平均身長がとても高いのですが、当時はどうだったのでしょうか?ちょっと気になる、昔の建物でした。

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新谷友海

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