丁寧な暮らし- 代表の想い

天道と人道。

二宮尊徳の言葉に
「天道」と「人道」があります。
天道とは、自然の営みに代表される
人間の意思などでは動かせない
ものごとの道理であります。
人道とは、たとえ、自然であっても手入れをしたり
整えたり、人がきちんとした生き方、暮らしをするうえで
天道に向き合いながら
どうあるべきかを説くものです。
草花は自然に育ち伸びるもの。
それは、天道です。
ただ、だからといって、それを理由に怠惰になり
生き物だからと言っても
雑草は、取り除かねば
その田畑は乱れ、街は衰退します。
天道に立ち返りながら
人道を磨く。
二宮尊徳は、
ただの天道をかざす机上論を、無意味なものだ言っています。
今の学者が、行動も起こさずに
議論を繰り返すようなもの。
外から見て、批判したり、
自らのただの上辺のきれいごとで
いいか悪いかを批判する人です。
実践無き者に
人道を観ることはできないということです。
私自身も、天道という綺麗ごとをただ言葉で叫ぶのではなく
実践の現実世界の中で
雑草を取り除くというような、
人道に向き合い続けることにより
それを貫き、自らの人格を磨き続けたいと思うのです。

丁寧な暮らし- 代表の想い

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