丁寧な暮らし- 代表の想い

ポヒュリズムについて。

ポヒュリズム・・・
世界の雰囲気が、この言葉にある
今さえ、
自分さえ、
という短期的、自我的な発想で
ものごとを決めていく風潮が
広がっているように思います。
日本では、禅の思想になかに
「あるがまま・・・」という生き方が説かれることがありますが、
この「あるがまま」は、
自分勝手に、他者に迷惑をかけても
自分が嫌なら辞める
自分がやりたいならやる・・・
すべて、考えの中心は、自分から始まる
ポヒュリズムと同じような
考えでは、全くありません。
ポヒュリズム=大衆迎合主義
は、一見、その人にとって優しいことだから
社会がそれを受け留めろ・・・
というような、いかにも弱者を擁護しているように
思いますが、私はそうは思いません。
個人は、すべて周りとの関係で成り立っていて
その周りがあり、個人がある。
この順番が大事だと思うのです。
その逆は、「〇〇ファースト」ということを
大声で叫ぶのは、いかがなものか。
まさに、ポヒュリズム。
品格の高い日本人には、違和感を感じるものです。
では、日々の自分の行動は、そうなっていないか。
誰もが、自分が大事だなんて当たり前なことなので
それを言葉にするのではなく、
その上、周りを大切にするために
自分から周りに寄り添っていく。
俺が俺が・・・では
世界が、分断されていく。
それは、家族も企業組織も全く同じです。
それを個人として磨いていくのが「人格形成」なのです。

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