丁寧な暮らし- 代表の想い

刀にまつわる言葉から。

刀の研ぎしとして
極めている方とお話をさせていただき
日本人が自然に使っている言葉に
刀にまつわるものが
非常にたくさんあることを教えていただきました。
相槌をうつ(あいづちをうつ)
鎬をけずる(しのぎをけずる)
切羽つまる(せっぱつまる)
反りがあわない(そりがあわない)
付け焼き刃(つけやきば)
焼きを入れる
抜き差しならぬ。
・・・・・
まだまだあるそうです。
日本人として恥じない生き方を
姿勢で見せた武士。
その象徴である刀にまつわるたくさんの言葉を
日常で使っていた私たちの先祖からの
メッセージ。
私たちの生活にいかに
密着していたかがよく分かります。
「なまくら(鈍)」もそうです。
意味は、
焼きがきちんとはいっていない半焼けの鈍刀のことだそうです。
これが転じて
力が弱いこと、腕前が未熟なこと、怠けもの、
として使われています。
それに安住せずに
「伝家の宝刀」
代々伝わってこれからも大事にされる名刀という意味から
とっておきの存在であるということです。
そういう自分づくりをしたいものです。

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