中世の屋台 カルチャーナイトへようこそ

WRITER

新谷友海


こちらはとっても雰囲気のある古い街並みの一角。この情景は、100年以上前から変わっていないと思います。この日は、パンデミックの時に数年開催中止になってた「カルチャーナイト」が行われる日。スウェーデン各地の街で行われ、カルチャーにちなんだ、アートや音楽のイベントが開催される日です。


こちらがお城の近くに並んだ屋台。ここでは毎年、中世の時代の衣装を着た店員さんが、中世の時代にも変わらずあったようなハンドメイドや名産品などを売っています。ここのお店は、ハチミツやジャムを販売しています。この時はまだ少し薄暗いだけですが、もっと暗くなってから来るとかなり良い雰囲気なんですよ!


紅茶の葉も瓶につめて売られています。写真に見えるQRコードは電子送金サービスの支払い先。スウェーデンでは現金が使えないところも多いので、ご旅行の際は気を付けて下さいね。


沢山のお客さんが集まってきます。ここの近くにあるお城、見た目はお城っぽく無いのですが(普通の、市役所のような見た目)中に入ると豪華な絵画などが飾ってあり、お城の雰囲気を漂わせています。スウェーデンのお城は、あまり私たちがイメージするようなドイツやフランス、またはイギリスなどのお城とはまた一風変わって、少しモダンで色も薄いピンクなどで一瞬「お城」と言われないとわからないような見た目のお城も多く存在します。


こんな感じのハンドメイドの革や木を使用したアイテムも多く並びます。中世ファンタジーが好きな子ども達は大喜びすることでしょう!他にも、おもちゃの斧や盾、剣や弓矢など、中世を思わせる武器や衣服も並びます。


こんなマスコットキャラクター達も。子供たちが並んで写真を撮っていました。何のキャラクターでしょうか?

秋頃にこのカルチャーナイトイベントは様々な街で開催されるので、是非このシーズンにスウェーデンにお越しの方はチェックしてみてください。ちなみにストックホルムのカルチャーナイトは今は春に開催されているようで、次回は2025年4月26日とのことです。

https://kulturnattstockholm.se/


そして最後は大きな木の実(どんぐりでしょうか)を忙しく運んでは食べていた野生のリス。よく見かけますが、軽やかに円を描いてピョンピョンと素早く走るその姿、とても可愛らしく華麗です。

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新谷友海

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