自然にあふれるスウェーデン郊外の素朴な民家と13世紀の教会

WRITER

新谷友海


今日は今のところ今年一番気温が上がり、ストックホルム近郊で最高気温31度。スウェーデンの家やアパートにはクーラーがついていないうえ、寒い冬の為に家の中に熱がこもる造りとなっているため夜19時前で室温29度近く。暑いのですが、日本と違ってカラッとしているのでまだまだ、過ごしやすい方と言えるでしょうか。

1枚目の写真は、コロナ禍が始まってから公共交通機関を利用していないので、とても久しぶりに自転車で郊外まで出た時の写真。平野が広がる美しい緑の場所にある一軒家です。


スウェーデンの郊外へ出ると、馬や羊が飼われているのはとてもよく見る光景。乗馬をするエリアなどは、道路に馬に人が乗っているシルエットの標識があるほどです。「乗馬をしている人と馬に注意」ですね。


こちらは可愛らしい、こちらもスウェーデン郊外の集落「あるある」の集合ポスト。このエリアに住んでいる人たちのポストがここにまとめて並べてあります。一番奥の黄色いものは、手紙を送れる郵便ポストになっていますので、郵便局の配達の人は郵便物を届けるのも回収するのも全てここで出来てしまいます。郵便ポスト1つとっても、それぞれのお宅に個性があって良いですね!


こちらは一軒家スタイル、アットホームなB&B。1泊1人6500円ほどから。スウェーデンの郊外の家を借りて、スウェーデンの田舎生活を体験するのも楽しそうです。周りは平野と、長閑な集落だけ。


この長閑なエリアには、13世紀に建てられたひときわ古い教会があります。さらに少し行くと、紀元前1800年前からあるスウェーデン国内で最大の古墳があります。この左側の茶色い部分、ノルウェーのスターヴ教会の造りに少し似ています。教会の周りには墓地が。

本当はこの教会の中に入って皆さんにお見せしたかったのですが、残念ながらこの日は閉まっていました。中の装飾もかなり古い物なのでしょう。


かなり日が高く見えますが、17時すぎ。ピクニックをしに広場に人が続々と集まってきていました。来週末が夏至祭、ミッドサマーとなりますので、今が一年で一番日が長いシーズンです。ちょっと前まで真っ暗な冬だっような気がするのですが、時が経過するのは早いですね。

ちなみに今日の首都、ストックホルムの日の出は3時半、日没は22時07分となっており、日照時間は19時間となります。北部の方では日照時間0時間となっています。1日の大半を外で過ごす人も少なくありません。良い季節に突入です。

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新谷友海

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