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棟梁の技・体験レポート 第52回[見晴らし台作りを木材加工からご紹介]

職人の手しごと

こんにちは。
棟梁の技や仕事に対しての思い、建物の魅力を紹介していく棟梁ブログ担当へいちゃんです。

 

今回はドロフィーズキャンパスの、ハートの池を見渡すための見晴らし台作りを紹介します。

 

ハートの池.jpg

 

まずはこちらがハートの池なのですが、この場所からは池の形がわかりません。

せっかくハートの形をしているのに、見た目にはよくわからないので見晴らし台を作ることになりました。

 

機械加工.jpg 

 

こちらは木材を繋ぎ合わせるための溝を、機械で掘っています。

お家を作るときもそうなのですが、作業場で必要な材料分全て加工します。

それを現場に持っていき、あとは決められた場所にきちんと材料をはめ込んでいきます。

 

のみ.jpg

 

機械でおおよその加工をしたあと、「鑿(ノミ)」を使って仕上げをします。

この鑿を使って作業している姿がとても格好いいですね。

職人の洗練された手さばきには思わず見惚れてしまいます。

現在では電動工具で全部加工してしまうことが多いようですが、小林棟梁は電動工具と組み合わせて

適材適所で素早く作業をしていきます。

 

今回は材料の加工のご紹介でした。

次回から出来上がっていく過程を、ご紹介していきますのでお楽しみに。

 

 

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