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新月伐採

新月伐採住む人にとって山にとって川と海、そして私たちの街にとって大切な新月伐採。

新月伐採(トーマ式)とは?

月が満ち欠けするサイクルに合わせて材木を伐採する伝統的な手法「新月伐採」。秋〜冬の時期「新月伐採の木」は腐らず良質で長持ちする家を建てることができます。このことが、全国的にも林業関係者や研究者から注目され始めています。

新月の木を伐採できるのは9月から2月の「満月から新月」(月の内数週間)だけで、そのまま数ヶ月間枝葉を残して自然乾燥させる「葉枯らし」を行うと良質な材木になります。木は月のリズムによってその生命活動を変化させており、最適な時期に伐採をすると、デンプン質が少なく、腐りにくい、カビにくい、狂いにくいといった特性が得られ、室内の空気を浄化するほか、燃えにくく、最良な材木として利用できます。

秋〜冬の時期の伐採に限るのも、木材の辺材部ではデンプン含有量が年間でも大きく変化するからです。供給・蓄積・消耗を繰り返して最も材内に蓄積されるのは4〜7月の期間であり、9〜2月の期間は最もデンプンの含有量が少なく、このことからもこの時期の「新月伐採の木」は自然のサイクルに合った木の有効利用と言えます。

このように伐採、葉枯らし乾燥した材木は良質な古材としても再利用できます。このため、ゴミにならず、地球環境と森林保全の面でも価値ある資源となります。

  • 新月の木は、オーストリアで製材業を営むエルヴィン・トーマさんが、著書「木とつきあう知恵」(地湧社)で紹介しており、ヨーロッパで注目を集めています。
  • テレビ朝日「宇宙船地球号」で紹介
    月の魔力が森を救う」 〜新月の木のミステリー〜  
    http://www.tv-asahi.co.jp/earth/contents/osarai/0378/
  • 世界最古の木造建築物も新月伐採の木材を使用
    ヴァイオリンの名器「ストラディバリウス」は新月の木で作られているといいます。また、世界最古の木造建築として知られている法隆寺も「闇伐り」(=新月伐採)の木を使っているといいます。

木を活かす 葉枯らし乾燥

○木材乾燥の目的

伐採したばかりの木材には、多量の水分が含まれており、そのままでは乾燥による収縮や狂い、割れなどが発生し、カビや腐食が生じやすくなります。こうしたことを防ぐためには、木材をあらかじめ十分乾燥させてから使用することが重要で、「葉枯らし乾燥」と呼ばれる乾燥法が古くからおこなわれてきました。

○葉枯らし乾燥で魅力を増す材木

「葉枯らし乾燥」とは、伐採後、枝葉を付けたまま一定期間(約3か月以上)林内に寝かせ、葉の蒸散作用を利用して自然乾燥させるもので、あく抜き、渋出しなどとも呼ばれています。

この葉枯らし乾燥も昭和30年代に入り作業の機械化が進展したことなどから、衰退した時期がありました。

葉枯らし乾燥することによって、

  • 材木に「内部割れ」が起きにくい丈夫な材木になる
  • 水分分布を均質化することで割れ・狂い・反りの少ない材木が提供できること
  • 材木の色艶が良くなること
  • バラツキの多い心材色がほぼ揃うこと

などさまざまな利点があります。木材の欠点を少なくするとともに材木独特の色・艶を向上させる葉枯らし乾燥材は、材木の魅力を一層引き立ててくれます。

○木を建材として扱うか?木を生き物として、家に活かすか?

工業材料として限られた期間内に加工・流通させる乾燥(人工乾燥)は、本来1000年かけて材木の強度が増すところを、100度の高温乾燥器の中で10日間で一気に年月を強制経過させてたものです。新月伐採をした木を葉枯らし乾燥した生きた材木は、たとえ数百年経った後でも資産価値のある材木として次代へ残せます。

トレーサビリティ

○材木の追跡可能性が天竜の森の恵みを天竜の森へ還す。

家に使われている木の一本一本の生産履歴がだんだんわかるようになりつつあります。

食品業界などでトレーサビリティという言葉が少しずつ聞かれるようになってきました。「追跡可能性」と訳されることもあります。例えば店頭に並んだ野菜につけられたラベルのバーコードを読み取ることで、いつ、どこの畑で作られ、どんな肥料や農薬が使われ、いつ収穫され、どんな流通経路を経てきたかなどの情報=「生産履歴」をたどるといったことが出来ます。

材木業界でも、住宅建築などに使われる木材の一本一本の素性を明らかにしようという動きが出てきました。その中でも、山での伐採時から一貫し、一本一本の木にバーコードを貼り、一切の妥協をせずきちんと管理しているのは、日本では浜松市の榊原商店のみです。都田建設では榊原商店・天竜T.S.ドライシステム協同組合と協力し、ずっと長く愛され、健康に暮らせる木の家づくりに取り組んでいます。

バーコードには伐採現場の経度、緯度、標高、山の番地、所有者、更には天候、気温、倒木方向なども入力し、天然乾燥した期間、製材所への入荷日などもその都度、追加入力されます。

天竜流域の木だけを使って「新月伐採」という独自の方法で伐採し、「葉枯らし乾燥」した木材により家づくりのニーズを高め天竜材のブランド化を図ることで、その利潤を天竜の森に還元しています。

<資料協力>

新月伐採ツアー

都田建設では木にこだわって、木の魅力を活かし、木を大切にした家づくりをしてきました。そして更に、深く木を知り、最高の木を使いお施主様が子の代、孫の代まで永く愛される木の家づくりをすすめていく為に新月伐採の木の家づくりを始め、まずは新月伐採の木の魅力を親子で知っていただくイベントを開催しました。

2011年1月29日(土)ご家族8組、スタッフ含め約50人で天竜の森に入り我が家に使う大黒柱を自分で伐採、また家族で新月の木での未来の暮らしを学ぶ『伐採ツアーと新月の木について学ぶセミナー』を開催しました。新月の時期に切った木は、実は耐久性がある素晴らしい材木になります。このツアーに参加して、伐採から出荷(伐採の現場から製材所)の見学・体感することで、生産履歴の明確な、天然乾燥の木で、家づくりの過程を楽しみながら、素敵な木の家(土木土木 - どきどき)が出来ます。

親子でこれから一生過ごす家の木を探し一緒に伐採する・・・百年かけて育った木を一瞬に伐採するその迫力と木の命をつなぐ木の家へのさらなる愛着を強くした様子で、参加ご家族みなさん深く感動していました。ご家族で伐採体験を行いながら住まいづくりの過程からたくさんの思い出をつくる機会となりました。

新商品 土木土木 進化型「新月伐採の木でつくる住まい」

私たちがクラスフィールドの現状

木や土や紙といった自然素材に囲まれた、現代和風又はシンプルモダンな家を実現できる本物の素材は、年月が経つ程に風合いが増し、家族とともに成長する家。今回さらに新月伐採の木、こだわり抜いた材木をふんだんに使った家、それが「土木土木(どきどき)」 進化型です。

  • 地元の天竜材(新月伐採の材木)
  • 顔の見える職人による手仕事
  • 「トレーサビリティ」一本一本の木の生産履歴が明確(伐採から出荷まで)
  • 木の強さをそのまま活かす「葉枯らし天然乾燥」
  • 健康ぬり壁「ダイアトーマス」

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